“そんしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
損所66.7%
損処33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じっさいもう一と月のうちに、一同の住居する土地をきめねばならぬ、サクラ号の損所そんしょはだんだんはげしくなる、このぶんでは、一と月ももたぬかもしれぬのだ。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ソレカラ桑港の近傍に、メールアイランドと云う処に海軍港附属の官舎を咸臨丸かんりんまる一行の止宿所ししゅくじょに貸してれ、船は航海中なか/\損所そんしょが出来たからとて、船渠ドックに入れて修覆をしてれる。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「大した損処そんしょもないから、今晩も集まるつもりだ」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)