“そえじまたねおみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
副島種臣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我輩はそれから藩の先輩たる枝吉杢助えだよしもくのすけについて国典を習った。この人は副島種臣そえじまたねおみの兄であって、藩中では最も目のあいていた人である。その言うところ、尊王論、国体論は生気溌溂はつらつたるものであった。
青年の天下 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
それは外でもない副島種臣そえじまたねおみ伯である。種臣伯は明治の聖代を通じて比肩するもののないまでに断然能く優れた書を書いている。けだしこれなどは異例とするものだ。
現代能書批評 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
当時の有力者板垣退助いたがきたいすけ後藤象二郎ごとうしょうじろう江藤新平えとうしんぺい副島種臣そえじまたねおみ由利公正ゆりこうせいらは、民選議院設立の建白書を、左院に提出し、明治十三年四月には、東北の名士河野広中こうのひろなか、土佐の名士片岡健吉かたおかけんきちの二人は