“じょうもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
定紋96.5%
城門1.8%
縄文1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丸多の暖簾のれんは丸の中に多の字を出してあるんですが、これには丸多の店のしるしが無く、家の定紋じょうもんさがり藤が小さく染め出してある。
半七捕物帳:50 正雪の絵馬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
うしおのように、さくの外までおしよせてくると、待ちかまえていた日本軍——浅野幸長あさのゆきなが太田飛騨守おおたひだのかみ宍戸備前守ししどびぜんのかみ以下、各将かくしょうのひきいる二万の軍兵ぐんぴょうは、城門じょうもんサッとおしひらき、まっしぐらに突撃とつげきした。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
丑満うしみつごろになると、三百城門じょうもんを開き、明軍みんぐんの中に突撃とつげきした。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
ちょうど縄文じょうもん期と弥生やよい式期の境目さかいめの頃に、この国へは籾種もみだねが入ってきて、それから今のような米作国に、追々と進展したということらしいが、それがまず自分には承服しがたい。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)