“じょうべん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冗弁50.0%
浄弁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というのは実際この時まで、蛇のようにノラクラした冗弁（じょうべん）をもって広太郎の蔭口をいっていたからで、痛いところへさわられたのである。本来ならば赤面もの。
剣侠受難 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
頓阿（とんあ）・浄弁（じょうべん）・慶運（けいうん）・兼好（けんこう）など四天王などいわれたような門弟もあって、数で行けばやはり歌界の大勢を動かすのは二条流であった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) ／ 風巻景次郎(著)