“じゅんしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潤色58.3%
殉職33.3%
潤飾8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文学ならば人聴ひとぎきい。これなら左程ぜにらぬ。私は文学を女の代りにして、文学を以って堕落を潤色じゅんしょくしていたのだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
光吉こうきちの父親は鉄道の駅員えきいんだったが、五年まえに事故じこのために殉職じゅんしょくした。その後、母は、女手おんなでひとつで光吉こうきちをいままでそだててきたのだった。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
推理の算数的的確さと、それを潤飾じゅんしょくする博識、これがコナン・ドイルのしんしょうであります。
愛読作家についての断片 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)