“しゅらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朱欄60.0%
酒乱40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楼宮ろうきゅうの結構は言語に絶し、園には花木を植え、池畔には宴遊船をつなぎ、廊廂ろうしょうには数百の玻璃燈はりとうをかけつらね、朱欄しゅらんには金銀をちりばめ、歩廊はことごとく大理石や孔雀くじゃく石をもって張った。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あのはげあたまがかい。なんで、敏感びんかんきみが、ばかなもんか。はげあたまこそ、大酒おおざけのみの酒乱しゅらんなんだよ。よくPTAピーティーエー会員かいいんいえで、へべれけになるんだそうだ。」と、いって、ケーわらいました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひょうのごとくびついてきた酒乱しゅらん浪人者ろうにんものに、血まつりのにえとされた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かってなことをえた上に、カラカラッとあざわらった三名の酒乱しゅらん
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)