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しゃくなげ
ふりがな文庫
“しゃくなげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
シャクナゲ
語句
割合
石楠花
57.1%
石楠
30.4%
石南花
5.4%
石南
3.6%
柘楠
1.8%
石楠木
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石楠花
(逆引き)
また、柵から手を伸ばして、
石楠花
(
しゃくなげ
)
の葉を五枚ほど
毮
(
むし
)
り取った。それは、口のなかで噛みしめていると、何か、非常に力になる気がした。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しゃくなげ(石楠花)の例文をもっと
(32作品)
見る
石楠
(逆引き)
木の葉の上に水のまかるる音を聞いて、マブーフ老人の心は狂喜の情でいっぱいになった。今は
石楠
(
しゃくなげ
)
も喜んでいるように彼に思えた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
しゃくなげ(石楠)の例文をもっと
(17作品)
見る
石南花
(逆引き)
庭には桜、
石南花
(
しゃくなげ
)
なども有った。
林檎
(
りんご
)
は軒先に近くて、その葉の影が部屋から
外部
(
そと
)
を静かにして見せた。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
しゃくなげ(石南花)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
石南
(逆引き)
石南
(
しゃくなげ
)
がわだかまり、巨大な姫子松にさるのおがせがゆらめいて、細い山の背は木の根と落葉でできていると言ってよく、この辺に珍らしい、ふくよかにもの深い感触を、足の裏からも伝えてくる。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
しゃくなげ(石南)の例文をもっと
(2作品)
見る
柘楠
(逆引き)
彼女の投げ出した靴の先の所には
岩桔梗
(
いわぎきょう
)
が可憐に震えていた。案内者は大きなめんつを
拡
(
ひろ
)
げて、
柘楠
(
しゃくなげ
)
の枝で作った太い
箸
(
はし
)
で今朝から第何回目かの食事を初めた。
案内人風景
(新字新仮名)
/
百瀬慎太郎
、
黒部溯郎
(著)
しゃくなげ(柘楠)の例文をもっと
(1作品)
見る
石楠木
(逆引き)
雪の
象徴
(
シムボル
)
とおもう白樺の幹の、まともに、雲透きの夕日をうけた美しさ、岸の落葉松には、霧を吹っかけたように柔かく緑が萌えて、水に沿うたヴィルラには、
石楠木
(
しゃくなげ
)
がもう咲きかけている。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
しゃくなげ(石楠木)の例文をもっと
(1作品)
見る
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