“しかる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
90.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに澤の井は其後漸くつきかさなり今はつゝむに包まれず或時あるとき母に向ひはづかしながら徳太郎ぎみ御胤おんたね宿やどしまゐらせ御内意ごないい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかるにふと物音のたようであるから何心なく頭を上げると、自分から四五間離れたところに人がたって居たのである。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
しかるに、一人の僧(山臥云々)ありて、ややもすれば仏法に怨をなしつつ、結局害心をさしはさんで、聖人を時々うかがひたてまつる。
加波山 (新字新仮名) / 服部之総(著)