“しお/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
悄々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、どこからか、悄々しお/\として「紋」が出てきた。
「紋」 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
廊下を二足ふたあし三足みあしきにかゝりましたが、れがもう主人の顔の見納めかと思えば、足も先に進まず、又振返って主人の顔を見てポロリと涙を流し、悄々しお/\としてきますから
と馬の口を取りまして、悄々しお/\として粥河圖書は真堀口を降りまして立去りました。