“さんばがらす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三羽烏50.0%
三羽鴉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすが伊賀衆いがしゅう三羽烏さんばがらす菊池半助きくちはんすけも、可児才蔵かにさいぞうにみやぶられて、錆槍さびやり穂先ほさきひざにうけ、そのうえ、投げなわにかかって五体の自由をうばわれては、どうすることもできない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしその隠れたる勲功者のために、はやくも本能寺の墻壁しょうへきの上には、明智の三羽鴉さんばがらすと呼ばるる古川九兵衛、箕浦大内蔵みのうらおおくら、安田作兵衛のともがら
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)