“さむさむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
寒々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山母は外から帰ってきて、ああ寒々さむさむといって炉傍にどかりとすわり両脚を踏ん張って火に当たると、トチの実はドチンとはねて山母のふところに飛びこんだ。
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)
サルは外から、ああ今日は寒々さむさむといって帰ってきて、横座にどかりと踏み跨がって腰をおろすと、トチの実がドンといってはねてサルのふぐりにいって当たった。
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)