“さかえじゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
栄重100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
房次は栄重さかえじゅうの包みをもっていた。初穂の麦を寺へもってゆく途中だった。雨あがりの道はぬかるんでいて、茂緒は下駄げたをとられ、鼻緒がきれたはずみにぬかるみの中にころんだ。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)