“ごゐさぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
五位鷺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんとも御謙遜ごけんそんで、申上まをしあげやうもありません。大先生だいせんせい貴下あなたくつて、うして、五位鷺ごゐさぎきざめます。あのふねうごかせます。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
もつとそれは、或機會あるきつかけ五位鷺ごゐさぎ闇夜やみさけぶ、からすく、とおな意味いみで、くものは、其處そこ自分じぶん一人ひとりでも、とりたれむかつてぶのかわからない。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
で、ふね一揺ひとゆすれるとおもふと、有繋さすが物駭ものおどろきをたらしい、とも五位鷺ごゐさぎは、はらりとむらさきがゝつた薄黒うすぐろつばさひらいた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)