“ごゆるり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御寛50.0%
御緩50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあさあ、貴方あなた御遠慮無く御寛ごゆるりと遊ばしまし。又何だか降出して参りまして、今日こんにちはいつそお寒過ぎますで御座います」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
まあ今明日こんみようにちのところは御勘弁を下さいまして、御寛ごゆるり御逗留ごとうりゆう下さいまするやうに。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
出しければ亭主長兵衞も弟八五郎よりの手紙も是ある事ゆゑ早速さつそくに出來りて夫々に挨拶あいさつに及び御緩ごゆるり御逗留遊ごとうりうあそばさるべしとて奧座敷を一貸切かしきりあつ待遇もてなしける故後藤は心置なく思ひ夫より日毎に案内者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)