“ごくない”の漢字の書き方と例文
語句割合
極内100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ一つの心配は己が預かりの帳面に筆の働きをもって極内ごくないの仕事を行なわんとするの一事のみ。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これはお前さんだけに極内ごくないでお話し申すが、実は八幡様から盗み出して来たのです。
半七捕物帳:50 正雪の絵馬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
黒塗り真円まんまるな大円卓を、ぐるりと輪形に陣取って、清正公には極内ごくないだけれども、これを蛇の目の陣ととなえ、すきを取って平らげること、焼山越やけやまごえ蠎蛇うわばみの比にあらず、朝鮮蔚山うるさんの敵軍へ
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)