“こまば”の漢字の書き方と例文
語句割合
駒場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駒場こまばの原では馬耕の様子を見せた。青山の南北町をひらいて養植園を設けた。外国種の家畜や作物果樹をここで一時休息させ、それから北海道に移すためであった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
駒場こまばの壮年の林学士。目下ニオトマムに天幕てんまくを張って居る。明日関翁と天幕訪問の約束をする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
こういう芸事げいごとまで、片肱張らんでもよかろうに、世話人が集まって、駒場こまば係りが二日間の出演順を定めてしもうて、いよいよ、幕をあける段になってから、急に、出らんといいだした。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)