“こうろん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口論62.5%
甲論25.0%
講論12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや/\此兄がものなり、弟がのなりと口論こうろんやまず、つひにはつかみあひうちあひしを、母やう/\におししづめ、しからば光る石を二ツにりて分つべしといふ。
愚蔵ぐぞう連十れんじゅう英翁えいおう甲論こうろん乙伯おつはく、この頭をよく見てくれ」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
当年、軍学兵法の講論こうろん大試合だいしあい参加さんかする諸家しょけは、まずご当家とうけ筆頭ひっとうに、小田原おだわら北条ほうじょう加賀かが前田まえだ出陣中しゅつじんちゅう豊臣家とよとみけ奥州おうしゅう伊達だて、そのほか三、四ヵ国のご予定よていとある。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)