“げせつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
下拙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下拙げせつ僅かの人数引連れて、出口に固めさせ、打込候者は、拙者始め、沖田、永倉、藤堂、倅周平、右五人に御座候。
「明治四年辛未十月下拙げせつ(翁)退隠。栄家督。其後栄病死す。只圓のみ相続す」
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
睡気ざましの、いや、夜床の中で眠気を誘うための読物だからとて、ああまで時代の考証を無視していいものだとは下拙げせつには考えられませぬ。
仇討たれ戯作 (新字新仮名) / 林不忘(著)