“けふかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兇漢50.0%
峽間50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は「罪と罰」第一くわん通讀つうどくすること前後ぜんごくわいせしが、その通讀つうどくさいきはめて面白おもしろしとおもひたるは、殺人罪さつじんざい原因げんいんのいかにも綿密めんみつ精微せいび畫出くわくしゆつせられたることなり、もしある兇漢けふかんありてある貞婦ていふころ
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
自分の故郷は日向國ひうがのくにの山奧である。恐しく山岳の重疊した峽間けふかんに、紐のやうな細い溪が深く流れて、溪に沿うてほんの僅かばかりの平地がある。
古い村 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)