“ぎゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
81.0%
牛肉14.3%
妓夫4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吾輩が驚ろいて、からだの泥を払っているに黒は垣根をくぐって、どこかへ姿を隠した。大方西川のぎゅうねらいに行ったものであろう。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
なにしろ死んだら牛肉ぎゅうのおさしみを仏壇へあげてくれという人だったから、私は驚きもしなかった。
そうして、連れ込んだ先は山谷さんやの勝次郎という奴の家です。勝次郎はよし原の妓夫ぎゅうで、夜は家にいない。六十幾つになる半聾のおふくろ一人が留守番をしている。
半七捕物帳:56 河豚太鼓 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)