“きんぽうげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毛莨66.7%
金鳳花33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
温かに洋傘かささきもてうち散らす毛莨きんぽうげこそ春はかなしき
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
これは桔梗科のカムバヌラ・グロメラタ(ほたるぶくろの属)の事とも毛莨きんぽうげ科のアネモネ・プルサチラ(おきなぐさの属)の事ともいう(同上、頁三一五。一九一〇年十二月十七日『ノーツ・エンド・キーリス』四八八頁)
黄色い金鳳花きんぽうげやら、枯れ薄の穂先を毟ってくる。
箱根の山 (新字新仮名) / 田中英光(著)