“きんからかは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金唐革85.7%
金唐皮14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「親分の前だが、泥棒が金唐革きんからかはの飛切上等の懷中煙草入れを忘れて行くといふ法はねえ。おまけに煙管は銀だ。あれは安くちや買へませんぜ」
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
金唐革きんからかはの煙草入れは碁會所で手に入れて、馬場要へ罪をかぶせる細工さ。あの晩河内屋へ忍び込んだが、何かの都合で喜太郎を
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「おぢいさん、それは金唐皮きんからかはぢやありませんか」と感心してみせると、老人は嬉しさうな笑ひ方をして
旅人 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)