“きゅうきょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キュウキョ
語句割合
急遽93.3%
丘墟2.2%
急拠2.2%
邱墟2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我輩はすわこそと思ったから藩へ帰って輿論を喚起し、わが佐賀藩をして他の諸藩に後れは取らせまいと、急遽きゅうきょ船に乗って帰途に着いた。
青年の天下 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
社稷しゃしょくをもって丘墟きゅうきょとなし、万民の生霊を塗炭とたんとなして、それをいたむ真の人はみな野にかくれ——王朗よ、耳のあかをのぞいて、よく聞かれい
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
アバス・ヌリ殿下が、予定を変更して、急拠きゅうきょパリーへ引っ返したのである。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
黄門こうもんの報称に拠るに、五月初六日より、一千丈の巨蟒きょもう来り、宮外に盤踞ばんきょし、内外臣民を呑食どんしょくする一万三千八百余口、過ぐる所の宮殿、ことごと邱墟きゅうきょと成りて等し。
蓮花公主 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)