“きゅういち”の漢字の書き方と例文
語句割合
久一100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ははあ、洋画か。すると、あの久一きゅういちさんのやられるようなものかな。あれは、わしこの間始めて見たが、随分奇麗にかけたのう」
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
三月にはいって間もなく、或る日竹内久一きゅういち氏が私宅わたくしたくを訪問されました。
久一きゅういちに、そんなものが解るかい」と老人が笑いながら聞いて見る。久一君は、少々自棄やけの気味で
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「おやもう。御午おひるですね。用事を忘れていた。——久一きゅういちさん、久一さん」
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)