“きもい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肝煎70.4%
胆煎22.2%
肝入7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
始めはこの古い家柄を衷心から尊敬するスコッチの大蔵大臣の肝煎きもいりで手堅い公債ばかり買い入れ、その利息で楽々生活費が支弁出来た。
バットクラス (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
小原という男なども、その胆煎きもいりの一人であった。お庄を見に、小原と一緒に花など引きに来る男も一人二人あった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
老爺ぢいかたはらから、肝入きもいれして、さい盤石ばんげさせた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)