“きちだゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吉太夫50.0%
喜知太夫50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗像加兵衛、同吉太夫きちだゆうの兄弟は、宗像中納言氏貞うじさだ後裔こうえいで、親清兵衛景延かげのぶの代に召し出された。兄弟いずれも二百石取りである。五月二日に兄は流長院、弟は蓮政寺れんしょうじで切腹した。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
殉死を願って許された十八人は寺本八左衛門直次なおつぐ、大塚喜兵衛種次たねつぐ、内藤長十郎元続もとつぐ、太田小十郎正信、原田十次郎之直ゆきなお宗像むなかた加兵衛景定かげさだ、同吉太夫きちだゆう景好かげよし、橋谷市蔵重次しげつぐ、井原十三郎吉正よしまさ、田中意徳
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
大師匠(延津○の師匠喜知太夫きちだゆう)が、ラジオで、『三千歳みちとせ』を放送すると云うんだし、丁度今、夫れを習って居るんだから、聞きはずしちゃ大変だ、師匠を誘って、何時いつもの
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)