“がりがり”の漢字の書き方と例文
語句割合
我利我利100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すきがあればわがままをして、我利我利がりがりを働きたがるものですから、うっかり敬重なんぞをしてごらんなさい、たちまち甘く見られて、何をしでかすか知れたものじゃありませんよ、政府は政府として
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あの子は、ちっとも仕合せでない。あなただってそうよ。やっぱり、どこか、ずるいのよ。けちな、けちな、我利我利がりがりが、気持のどこかに、ちゃんと在るのよ。
火の鳥 (新字新仮名) / 太宰治(著)