“かんちゃざん”の漢字の書き方と例文
語句割合
菅茶山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菅茶山かんちゃざんの黄葉落陽村舎そんしゃに立ちよって、十四日には便船で兵庫にあがるという叔父の春風からの通知をうけたので、山陽は、前日から大坂の後藤松蔭の宅に泊って、明る朝
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
安政四年出版した碩学菅茶山かんちゃざんの随筆「筆のすさび」に左の小さい物語が採録されて居ります。
天保の飛行術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
菅茶山かんちゃざん曰く狼は熊に制せられ馬を殺す、しかるに熊は馬を怖ると(『筆のすさび』五一章)。