“かんがう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
悍驁25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソレを三千枚写すと云うのであるから、合計して見ると中々大きな金高きんだかになって、おのずから書生の生活を助けて居ました。今日こんにちよりかんがうれば何でもない金のようだけれども、その時には決してそうでない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
悍驁かんがう激烈げきれつの人であつたが、いづれも惜福の工夫などには疎くて、みな多くは勝手元の不如意を來し、度支たくし紊亂ぶんらん、自ら支ゆる能はざるに至つて、威衰へ家傾き、甚だしきは身を失ひ封をうばはるゝに及び
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
つらつかんがうるに、私はその山ヂサは樹ではなく草であって、それはイワタバコ科のイワタバコ(岩烟草)一名イワヂシャ(岩萵苣)一名タキヂシャ(崖萵苣)一名イワナ(岩菜)
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)