“かたほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
片頬90.4%
片帆5.8%
片顏1.9%
隻頬1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大佐はひやゝかに片頬かたほに笑みつ「はア、閣下、山木には無骨ぶこつな軍人などは駄目ださうです、既に三国一の恋婿こひむこ内定きまつて居るんださうですから」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
大空くまなく晴れ都の空は煤煙ばいえんたなびき、沖には真帆まほ片帆かたほ白く、房総の陸地くがじあざやかに見ゆ、す日影、そよぐ潮風、げに春ゆきて夏来たりぬ、楽しかるべき夏来たりぬ
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
つくろひぶら/\行ます積なるが如何いかゞなもので御座りませうと言ば主個あるじ片顏かたほに笑みなんの事かと思ひしがもとより安き其御無心ごむしん浪人者の疲世帶やせしよたいむさくろしきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小女こむすめは歩きながら白い隻頬かたほを見せた。
水魔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)