“かくてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
確定33.3%
角觝33.3%
劃定16.7%
鶴亭16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
解禁かいきん確定かくていした今日こんにちおいては日本にほん貨幣價値くわへいかちもとふくして百ゑん貨幣くわへいは百ゑん通用つうようするやうになつてまへれいげた一ヤール五ゑん五十五せん輸入ゆにふ羅紗ラシヤは五ゑんへるやうになつたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
陣幕久五郎のまけは当時人の意料いりょうほかに出た出来事である。抽斎は角觝かくていを好まなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
結局は何人も争い得ざるものが劃定かくていせられることと思うが、それは要するに昭和三年以後の方言区域であって、百年五百年前の異なる文化の下に、同じ分野が現れていたという証拠は
余之れを見て始めて唐画の望あり。此頃家君の友人、和洲郡山わしうこほりやま柳沢権太夫やなぎざはごんだいふ(即ち柳里恭りうりきようである。)毎々客居かくきよす。因つて友人に托し、柳沢の画を学ぶ。(中略)十二歳の頃、長崎の僧鶴亭かくていと云ふ人あり。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)