“おびかわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
帯皮50.0%
帯革50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこまではいいが、とたんに、下腹を座席へ固くしめつけているはずの生命の帯皮おびかわにわかかにゆるみ、からだが逆さになって、その緩んだ帯皮から、だらりとぶらさがる。機を放れて、単身たんしん墜落の感じだ。
三重宙返りの記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして懐中電灯の光でてらしだしたのは、死人の腹にまいてある幅の広い帯革おびかわであった。それには猟銃の薬莢やっきょうを並べたように、たくさんのポケットがついていた。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)