“おきのしま”の漢字の書き方と例文
語句割合
隠岐島100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家隆や源家長が第一それで、藤原秀能ひでよしなども出家して如願にょがんといっていた。隠岐島おきのしまで『遠島御歌合えんとうおんうたあわせ』のお企てのあったときも家隆が万事斡旋あっせんして、歌をまとめてお送りしたが、定家は加らなかった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
こういう不吉な名が出来たのにも理由があったらしいことは、隠岐島おきのしまの一部または瀬戸内海の島で、この草をソウレバナというのを見ても察せられる。
隠岐島おきのしま海士村あまむらなどでは、この日の祈願にさきだって、浜の小石を千個だけひろいよせて、めいめいがそれを一つずつ手に持って、お参りしては拝殿はいでんに置いてくるそうである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)