“おかつかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
陸使100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉之丞は陸使おかつかいに金箱を担がせ、みなに送られて船から降りると、道路をひとつへだてた船着場の正面の客舎に宿をとった。マニラは親子二代にわたる旧縁きゅうえんの地で、旅亭のあるじとは知友の仲である。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)