“おおまじめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大真面目100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも例の調子でやるんなら話は分るが、こんなことを君、血走った眼をして、大真面目おおまじめに云うんだぜ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
ようやく新七は少し返辞へんじらしい声が出せて来た。八弥太は大真面目おおまじめなのである。嘘とは思われない。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、ところどころへ、罌粟けし山査子さんざしの実、黄色いたんぽぽをぱっとあしらう。マチルドと区別をするためだ。彼は、笑いたくない。で、三人とも、それぞれ大真面目おおまじめである。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)