“おうもう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
王莽66.7%
汪蒙11.1%
王孟11.1%
王莾11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漢書かんじょ』に、「哀帝建平二年、彗星の出ずるありしに、当時王莽おうもう纂国さんこくの兆しとなせり」『後漢書』に
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
そうしてまた、北上川なるものの相がいかにも汪蒙おうもうとして、古調を帯びたところに、白雲の心胸が打たれないわけにはゆかなかったのでしょう。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
李杜りと王孟おうもうの如き詩人を、蕪村時代の日本に生れて俳句を作らしめたりとも、彼らが蕪村よりはるかに立ちまさりたる技倆ありとも信じがたく、蕪村をして盛唐に生れしめなば
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
しんずい王莾おうもうや、晋宋しんそう斉梁せいりょうや、則天そくてん符堅ふけんや、これ皆これをして天下を有せしむる数百年にゆといえども、正統とすからずとす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)