“えびぢやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
海老錠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さう言ひながら、大一番の海老錠えびぢやうの穴に鍵を差し込みました。が、鍵は錠の中に入つたまゝ右にも左にも動かうとはしなかつたのです。
廊下の出口——母屋への通ひ路ですが——其處には外から海老錠えびぢやうをおろさせ、鍵は下女のお吉が預つて居ります。
「總領の吉之助の入つてゐる座敷牢の海老錠えびぢやうと、この土藏の板戸の錠は、同じ鍵を使つてゐるさうです」