“うぞうむぞう”の漢字の書き方と例文
語句割合
有象無象100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さん、有象無象うぞうむぞうが声を納めて、しんみりとしたろうじゃねえか。戦だね。泣くやら、はははははは、笑うやら、はははは。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
イエスは有象無象うぞうむぞうの妨害をできるだけ避けて、あまねく、しかも静かに福音を宣べようと思われたのに、一方にはパリサイ人の妨害が起こり
そこで彼は、さっきからこの有象無象うぞうむぞうとは別行動をとり、ウィンチにもたれて、こっちをじろじろしていた一人の、たくましい水夫の前にちかづき
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)