“うすは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薄剥50.0%
薄禿50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
込合へる人々のおもては皆赤うなりて、白粉おしろい薄剥うすはげたるあり、髪のほつれたるあり、きぬ乱次しどな着頽きくづれたるあり。女はよそほひ飾りたれば、取乱したるがことに著るく見ゆるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
薄禿うすはげた四十八歳、どつちかと言へば肥つた方で、女のやうに優しい口をきく五尺そこ/\の小男です。