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うすずみおいらん
ふりがな文庫
“うすずみおいらん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
薄墨華魁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄墨華魁
(逆引き)
もっとも、
薄墨華魁
(
うすずみおいらん
)
の客の一人だったというから、無理もありませんがね、知らぬは亭主ばかりで、女房が勤めを
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
米吉のことですか、——あの子は
薄墨華魁
(
うすずみおいらん
)
の先代の、矢つ張り薄墨と言つた華魁の隱し子で、男の子のくせに、
禿
(
かむろ
)
になつてゐましたよ、可愛いゝ坊主
禿
(
かむろ
)
でした。
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
薄墨華魁
(
うすずみおいらん
)
のお染が、水死體になつて大川に浮んだのはその翌日、美少年米吉は吾妻屋永左衞門と、伊豆屋の虎松を殺した罪で、獄門になつたのはその後のことです。
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こいつは
憑
(
つ
)
かれたやうになつて、夜も晝も、吾妻屋の近所をうろ/\し、間がよくばひと眼でも、昔の
薄墨華魁
(
うすずみおいらん
)
——今は眉を落した、内儀のお染さんの顏を見ようとしてゐる
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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