“いまはる”の漢字の書き方と例文
語句割合
今治100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊豫の今治いまはるから尾の道がよひの小さな汽船に乘つて、一時間ほども來たかとおもふ頃、船は岩城島いはきじまといふ小さな島に寄つた。
樹木とその葉:03 島三題 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
先づ伊豫の今治いまはるに渡り、それから瀬戸内海の中の一つの小さな島に在る同君宅を訪ねて行つた。勸めらるゝまゝに同家の別莊風になつた一軒に暫く滯在してゐた。
樹木とその葉:07 野蒜の花 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)