“いっぴき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一疋70.6%
一尾23.5%
一匹5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一疋いっぴきの猫のようで猫よりはすこし大きな獣が入って来て、榻の下に隠れるように入って体を延べたり屈めたりして離れなかった。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
旅籠屋はたごやだ。新築でがしてな、まんずこの辺では彼店あすこだね。まだ、旦那、昨日はその上に、はいこい一尾いっぴき買入れたでなあ。」
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しみッたれるなイ、裸百貫はだかひゃっかん一匹いっぴきだ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)