“いっさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イッサク
語句割合
一策40.0%
一鑿20.0%
市作20.0%
逸作20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで一策いっさくをかんがえて、ドン助のはりきったふとももをギューッとつねってやった。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)
勇猛ゆうみょう精進潔斎怠らず、南無帰命頂礼なむきみょうちょうらいと真心をこら肝胆かんたんを砕きて三拝一鑿いっさく九拝一刀、刻みいだせし木像あり難や三十二そう円満の当体とうたい即仏そくぶつ御利益ごりやくうたがいなしとなまぐさ和尚様おしょうさま語られしが、さりとは浅い詮索せんさく
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
門「なんだ、フヽヽ、鎌田市作いっさく様か」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今、仏蘭西フランス巴里パリから着いたものである。朝の散歩に、主人逸作いっさくといつものように出掛でかけようとして居るところへ裏口から受け取った書生しょせいが、かの女の手に渡した。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)