“いたぎれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
板片100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手近に金のない時は、板片いたぎれの端にもちをつけて、銭函ぜにばこの中から銀貨を釣り出した。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
もちろん帆布ほぎれもない。板片いたぎれもない。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
池の波紋が遂にみぎわに達すると、そこに浮いている木の葉や板片いたぎれが動揺し少時しばらくしてまたもとの静平に復する。
無線電信の近状 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)