“いがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遺骸59.8%
意外27.7%
以外9.8%
貽貝1.8%
已外0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十八日の夜うしの刻に、抽斎は遂に絶息した。即ち二十九日午前二時である。年は五十四歳であった。遺骸いがい谷中やなか感応寺に葬られた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
すると、意外いがいにも、いつのまにか、そのはなは、えだなかほどからられたとみえて、もう、その花園はなぞのにはなかったのであります。
はちとばらの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
現在げんざい欧米おうべい出版界しゅっぱんかいには、った作品さくひん無数むすうあらわれてりますが、本邦ほんぽうでは、翻訳書ほんやくしょ以外いがいにはあまり類例るいれいがありません。
イズシは貽貝いがいすしで、南部の方言ヒメガイ(『松屋筆記』百五巻)、またニタガイ(『本草啓蒙』四二)、漢名東海夫人、皆その形に因った名で、あわびを同様に見立つる事
この書の著者段成式だんせいしきかつて試みて六、七に至りしがそれ已外いがいは乱れて弁ぜず、郭いわくようやく炬を益せばすなわち別つべしとありて