“いかのぼり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
61.5%
紙鳶23.1%
帋鳶15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
発句は「いかのぼり霞のなかにのぼりけり」という句で、きちんとした書体には悪くくずそうとしたり、うまい字体に見せようとしたりすることがなく
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
男の紙鳶いかのぼりといってたこを揚げるというのが春の遊びで、どこともなく陽気なものでございます。
女太夫とか鳥追とりおひの三味線さみせんにめでたき哥をうたひ、娘ののやり羽子はご、男の帋鳶いかのぼり、見るものきくものめでたきなかに、初日はつひかげ花やかにさしのぼりたる、新玉あらたまの春とこそいふべけれ。