“あかつきがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暁方50.0%
暁天方25.0%
曉方25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのもあらず一同を載せた屋根船は殊更に流れの強い河口のうしおに送られて、夕靄ゆうもやうちよこたわ永代橋えいたいばしくぐるが早いか、三股みつまた高尾稲荷たかおいなりの鳥居を彼方かなたに見捨て、暁方あかつきがたの雲の帯なくかなかずの時鳥ほととぎす
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その夜源三はねむりかねたが、それでも少年の罪の無さには暁天方あかつきがたになってトロリとした。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
曉方あかつきがたわづかにとろりとしつゝがさめた。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)