『気のいい火山弾（きのいいかざんだん）』

ある死火山のすそ野のかしわの木のかげに、「ベゴ」というあだ名の大きな黒い石が、永いことじぃっと座っていました。 「ベゴ」と云う名は、その辺の草の中にあちこち散らばった、稜のあるあまり大きくない黒い石どもが、つけたのでした。ほかに、立派な、本 …

著者	宮沢賢治
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約9分（500文字/分）
朗読目安時間	約14分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

今日（こんち） 黄金（きん） 煙（けむり） 斯（こ） 角（かど） 隣（とな） 冠（かんむり） 露（つゆ） 霧（きり） 途方（とほう） 踊（おど） 蚊（か） 藁（わら） 苔（こけ） 面白（おもしろ） 臆病（おくびょう） 給（たま） 稜（かど） 砕（くだ） 眼（め） 癖（くせ） 沢山（たくさん） 工合（ぐあい） 一緒（いっしょ） 云（い） 僕（ぼく） 又（また） 呉（く） 噴火（ふんか） 射（さ） 居（お） 疋（ぴき） 座（すわ） 怒（おこ） 昨夜（ゆうべ） 昨日（きのう） 札（ふだ） 枝（えだ） 柏（かしわ） 一寸（ちょっと）

題名が同じ作品

気のいい火山弾 （新字旧仮名）／ 宮沢賢治 （著）